サーバー会社から突然「PHPのバージョンアップを実施します。ホームページの動作確認をしてください。」と連絡が来たけど、何のことかも分からず、そのまま放置していたら、ある日ホームページが真っ白になって何も映らなくなってしまった。
・・・そんなことにならないよう、事前に余裕をもって対応しておきましょう。
PHPとは
PHPを簡単に一言で説明すると、「ホームページ上でWordpressなどCMSを利用するためのプログラミング言語（スクリプト）の一種」です。
最近はほとんどのレンタルサーバーにPHPがインストールされていますが、超格安のレンタルサーバーの場合はPHPがないこともあります。Wordpressを利用したい場合は、PHPが使えるレンタルサーバーを選ぶことになります。
またPHPにはバージョンがあり、古いバージョンだと最新のWordpressが動作しなかったりセキュリティ上好ましくないので、できるだけサーバーに最新のPHPがインストールされてることを確認しましょう。
PHPバージョンアップについて
制作当初は最新のPHPだったのに、長いこと同じレンタルサーバーを利用していると、どうしても古くなってしまうことがあります。そうすると、たまにサーバー会社から「セキュリティのためにPHPのバージョンアップを実施します。」という連絡があったりします。
この場合、運用しているホームページのCMS（主にWordpress）が最新のPHPに対応していないと不具合が出たり、最悪閲覧できなくなることがあるため、その際はPHPのバージョンアップと同時にWordpressのバージョンアップも行う必要があります。
WordPressのバージョンアップについて
WordPressのバージョンアップ自体は管理画面から簡単に行えますが、下手に実施するとサイトが閲覧できなくなったり、管理画面にも入れなくなったりする可能性があります。そのため実施前には必ずバックアップ（ファイルとデータベースの両方）を取って、テストサイトで検証してからバージョンアップをした方が良いでしょう。
もし、バックアップを取らずにバージョンアップに失敗してしまうと、最悪ホームページを作り直す羽目になります。
しかしバックアップがあったとしても、壊れたサイトの復旧やテストサイトの構築などはある程度の専門知識と手間が必要なので、無理に自分でしようとせずに、まずはホームページを管理してくれてる方、もしくは制作してくれた方に相談してみましょう。
制作会社と連絡が取れない？
よくある話、というのも変ですが、ホームページを作ってくれた会社と連絡が取れなかったり、そもそもどこに頼んだのかも忘れてしまった、ということもちょくちょく聞きます。その際は別の制作会社でも対応できることがあるので相談してみましょう。
もちろん私たちもWordpressのバージョンアップを対応いたしますのでご相談ください。
※最近、PHPのバージョンアップによる影響を受けるサイトの相談が増えてきておりますので、お早めにお問い合わせください。
